- 作品について
- 新型コロナウイルス流行により、感染防止のため日常生活でマスクを付けて生活する機会は以前よりも多くなった。私は、「マスクのある生活」がアフターコロナに持続した場合を想定し、マスクの持つ弱点を解消しつつ、更にコミュニケーションを円滑にするプロダクトがあると社会にとって役立つのではないかと思い至った。ECHO（エコー）は、口元に装着し、従来のマスクやマウスシールドのように飛沫を防止しつつ、通話機能を設ける事でコミュニケーションをサポートするウェアラブルデバイスのプロダクト提案である。オフラインかつ多人数での会議シーンや、相手との距離がある場合などに、マスク越しでも相手の声が聞こえやすくなる事を想定している。