娯楽を広げる⾳楽空間

作者:榛葉 真帆

作品について
私は、仕事や勉学の余暇で⼈の⼼を楽しませたり、慰めたりする「娯楽」に注⽬し、中でも娯楽性の⾼い「ライブ(⾳楽)」をテーマに研究をしました。
初めにライブ業界の現状を調べ、“⾏けない”要因や感染症終息後の想定、⼈との繋がりなどに着⽬しました。そこから最近急速に進んだ“オンライン”の⼒が活かせると考え、「リアルとオンラインの融合」をコンセプトにしました。
私が考えたのは、ライブ会場の内側だけでなく外側にもステージを併設し、リアルとオンラインの空間を同じ敷地内に設けるという提案です。2つのステージをアーティストが⾏き来する事で、リアルとオンラインの融合を図りました。この空間は、屋外を使⽤してステージを増設し、ライブに “⾏けない”という状況を緩和します。また、地⽅でもライブを⾏う事ができたり、屋外ならではの⾳漏れが周辺地域に⾳楽を広げたり、より多くの⼈々が⾳楽を楽しむ事ができます。従来のライブやオンラインの楽しみ⽅が変わる、新たなライブのかたちです。
私は、「娯楽」が⽣活を⽀える1つで必要不可⽋だと思います。特に⾳楽は⾝近で影響⼒があり、より多くの⼈に娯楽を広げられると思い、ライブ空間を考えました。新しいライブのかたちが娯楽を充実させ、音楽を通して人々の心を豊かにできたらいいなと思います。
コメント