りんちゃんともっくんの

発想力を向上させる知育絵本

作者:月田 佑奈

作品について
本作品は子供の発想向上を図る知育玩具を研究テーマに「りんちゃんともっくんの」という知育絵本を作りました。社会性や対人関係を学び始める4歳の子供がターゲットです。
基本は床に開いて遊ぶ知育絵本ですが、閉じると表紙と裏表紙に手提げついているためバックに変化し、持ち運びが便利になります。
開くと主人公のりんちゃんと羊のもっくんの日々の生活模様がフェルトを用いて描かれています。ページをめくるごとに情景が移り変わる様子が見ることができます。
上のページには洋服や靴が貼り付けられており、好きな服を選んで下の絵に貼ることで絵本が完成し、ふたりの1日が始まります。各ページ毎に洋服を用意していますが、帽子や靴をほかのページで使うことも可能です。そのことから、子供たちが選ぶ服装によって自由にストーリーを展開することができると考えました。親子が絵本で遊んでいる時に予想もしない洋服の組み合わせを発見し、会話が思わぬところから生まれることもあるかもしれません。文字やストーリーをあえて描かないことで、会話や発想が活性化する知育絵本になっています。
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