商店街における居住外国人の利便性に着目した空間提案

新しい公共性でグローバルな街づくりを

作者:宇田川 将吾

作品について
商店街の利用者は買う人だけではない。売る人々もまた利用者である。売る人たちにも良い空間を考えるときただの再開発では満足度は十分に上がるのかそういった疑問のもと今回の提案では既存の建築は取り壊さず新たなツールでどれだけ空間が利用者に使いやすくなるのか研究した。
売る買うを助けるための空間において大切なのは商店街という流れの空間からいかに店に滞留させられるかが鍵となった。そこで着目したのは店舗と鋪道の間約700mmの隙間。この隙間で店前の空間はどう演出できるか。そして最適な空間デザインは店ごとで異なる。
店ごとのデザインでもファサードにある程度のフォーマットを用意しておくことで障壁は減らせる。そして店前のファサードに好きなアイテムを取り付けることで店それぞれの最適な空間デザインされる。一方向のデザイン提案ではなく多方向からのアプローチがより利用しやすい商店街に進化する。
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