ハングりん
4年間のアルバイトでお世話になった川和学童にプレゼントするために作った「吊り下げ型の遊具」。コンセプトは「公園の特徴を活かし、吊るして、遊べる遊具で、公園をもっと楽しい場所に変える」と決め、このコンセプトは、子どもの外あそび離れを解消すること、そしてこの揺れる遊具の上で遊ぶことで、バランス感覚や運動神経が良い子どもに成長して欲しいという想いからつながっている。川和学童で借りている公園の2mある“大きな鉄棒”を活かし、そこに吊り下げることで完成するプロダクト。名前は“ハングりん”で吊るすという意味のhangとキリンの柄から掛け合わせて、子ども達から呼びやすく、可愛い感じがある名前にした。ブランコのように漕いで揺らしたり、下のネットで休んでみたり、また中の棒を上まで駆け上がり、鉄棒の上からの綺麗な景色を見たりなど、子ども達の自由な発想でこのプロダクトの新しい遊び方を、作った本人がいくつも発見させてもらった。このプロダクトを通して、川和学童の子ども達や先生方に“4年間ありがとう”と伝えたい。