辛いことにも幸があり
日々過ごしていく中で、悪いことが起きた時の心理的影響は強く、記憶に根深く残る。特にネガティブ思考にある人は嫌なこと、できなかったことに囚われてしまいがちで、嫌なことを何度も思い出しては、どんどん悪い方へと考えてしまう。だからポジティブになれ、というわけではない。目先の辛いことばかりに気を取られないで、違う視点からよかったこと、できたことを見つけ、気分を転換させる。実は良いことも身近にあることを認知してもらう映像作りを目指した。登場人物と背景の設定は、余裕と自信がなくなりやすい社会人をイメージした。日常でありがちな失敗や嫌なこと、ツイてないことを例に挙げ、それに付随して良かったこと、できたことは何かを、「ネガティブな私」と「ポジティブな私」が対話していくストーリー構成になっている。