「食」を中心につながりの輪を広げる三郷彦成団地
暮らし方に合わせた関わり方のできる団地のブランディング提案
私の生まれ育った三郷彦成団地は、かつてご近所付き合いの盛んな団地でした。しかし現在は、ご近所さんの顔も知らないほど、ご近所付き合いが希薄化しています。コロナ禍や女性の社会参画など、生活様式の多様化が進む中で、人々の生活が交わらなくなり、交流が減少したことでご近所付き合いの希薄化が進んでしまいました。これに対し、住民が自分の生活スタイルに合ったペースでゆるく繋がれるきっかけが必要ではないかと仮説を立てました。生活の中で必要不可欠な「食」を中心に、つながりの輪を広げる団地として三郷彦成団地のリブランディングを提案します。団地の過去と未来に焦点を当てた2冊の提案書を通じて、団地の新たな可能性を展開します。