シェアの街角
人が集う安心の輪
「シェア」を通じて、地域コミュニティを再生し、つながりと安心感を生み出すことを目的としたデザイン提案です。研究対象である足立区の東和銀座商店街は、かつて地域住民が日常的に顔を合わせ、自然に交流が生まれる場でした。しかし、商店街の衰退により、現在では地域全体のコミュニティが弱体化しています。本提案では、商店街の境界を再定義し、「シェア」をテーマに、空間・時間・もの・知識・移動・体験という6つの要素を共有することで、再び自然なコミュニティ形成を目指します。地域全体に「近くに頼れる人がいる」「ひとりではない」という安心感を広げ、世代や背景を超えた持続可能な地域コミュニティの実現を目指します。