FURE:||
障がい者とワンチームな社会を作るスポーツウェアブランド
障がい者のアイデアを生かして選手を応援するスポーツウェアブランド『FURE:||』を提案します。
私は制作を進める上で、まず支援施設に取材を行いました。その際拝見した作品はどれも、自由で愛嬌のあるものばかりでした。しかしながら、作品の販売となると、販売者側も購入者側も「障害」という言葉に行動が左右されてしまう… 無意識のうちに作られてしまっている心のバリアをなくすために、障がい者とお互い支え合う関係作りとなるスポーツウェアの提案を行いました。
「スポーツ」とは、それぞれの強さを競い合い、応援と選手がチームとなって戦うものです。スポーツを通して、障がい者の作品のアイデンティティーが着る人の背中をグッと押してくれる、そんな勇気をもらえるアイテムを展開しました。ウェアの梱包は、配送用とギフトボックスが一体化したリバーシブルデザインです。ブランドのスローガンは「won’t stop」です。ブランドオリジナルフォント『FURE:||フォント』は疾走感のあるイメージで、ゼッケンとして使用するために制作しました。
『FURE:||』を通して、障がい者の自由な活動によるエネルギーと選手のパワーで、両者が応援を送り合うWINWINな関係を築き上げます。