Switching chair

作者:榎本 昌平

作品について
これまで会社で使用されてきた椅子は会社側が用意したオフィス用チェアとなっている。そのため会社員は自身で好きな椅子を選ぶことができず肩こりや腰痛、猫背といった症状が出ることでワークペースに支障をきたしている人が数多くいると考えられる。
しかし、新型コロナウィルスの影響で現代の働き方が見直されテレワークの広まりによって家で仕事をすることが可能になった為、自分自身の身体にあった椅子を選択することが可能となった。
Switching chairはテレワークでも使用可能なロッキングチェアである。人は同一姿勢で座り続けると腰に負荷がかかる為、ロッキングチェア特有の揺れる構造を生かし腰への負荷を軽減することはできないかと考え企画を進行した。Switching chairは従来のロッキングチェアにはない横揺れを取り入れ、X字構造の脚部が360度、前後左右揺れることで腰の負担を軽減することができる。のびのび仕事をすることでワークペースを上げることができる。X字構造の脚部は緩やかな曲面にすることで浅く揺れ、デスクなどの衝突を避けることができる。木材を使用することで温かみのある椅子になっている。
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