本に出会える街

本と街の共存

作者:福田 惇矢

作品について
昨今、スマホなどの電子機器や様々な娯楽存在しており、図書館に行って本を読むことが面倒くさいなどの理由が増加し、自発的に本を読むことが減少している。そこで、細分化した図書館(ミニ図書館)を街に配置して新しい本との出会い方を提案した。ミニ図書館の種類は全部で8種類あり大きく分けて3つのタイプに分かれている。まず本に触れてもらうのが重要なので、街のベンチの様に気軽に活用できる様にデザインした「知るきっかけのミニ図書館」・ある程度本に触れて興味を持った時にじっくりと読める様にデザインした「集中して読めるミニ図書館」・本が好きになった時に他の人と話せる様にデザインした「共有できるミニ図書館」の3つで自分にあった場所で読むことができる。また、ミニ図書館にスタンプラリーの様なポイント要素を加え図書館利用を促進させている。メリットとしては、ポイントを貯める楽しさと特典がもらえるお得感があるのでより新規の人を取り込みやすい。また、ポイントを消費しないと入ることができないミニ図書館もあり、ポイントを貯めるために別のミニ図書館を利用する仕組みになっているので図書館の循環ができて、多くの本に触れてもらえる。この様な本と街が関わっている先行事例を生み出し流行らせ、多くの人に本の存在を身近に感じてもらい良さに気づいてもらう。
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