36の動きが作り出す未来

作者:浜辺 帆風

作品について
本研究は運動機会減少や生活習慣の変化による子供達の肥満児率増加・運動能力の低下といった問題を改善するため、運動を促進する新たな小学校空間の提案である。
問題の解決には5〜12歳のうちに36種の基本動作を毎日なるべく多くこなすことが有効であると言われているが普段こなせる動作は限られている。そのため、普段行わない動作を小学校内で楽しくこなしてもらえるような空間を提供すれば問題解決につながると考えた。
そのような空間を提供するにあたり、モデルとした小学校には他にも多くの問題を抱えていることが判明したためそれらの問題を解決しつつ運動を促せるような空間として1.防災備蓄圧迫の解消と16動作、2.交流機会減少の解消と8動作、3.図書館利用者数減少の解消と6動作の3部屋をデザインした。
これらの部屋は運動を促せる空間になるとともに小学校の問題点も解決できるためより良い未来を作り出す一歩となるのではないかと考えている。
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