つながる新しい幼老複合施設

高齢者と子どもが共に過ごす新しい空間

作者:檜垣 勇澄

作品について
少子高齢化社会といわれる現代社会において「老人ホームの問題」、「幼稚園の問題」は避けては通れない。そこで高齢者と子どもが共に過ごせる空間は効果的なのかという疑問から、新しい複合施設としてこれは提案する。この施設は「体を整える」「成長を促す」ことを目的とし、お互いに良い影響を与えることを想定している。高齢者側は子どもと触れ合うことで脳の活性化や生きがいを与え、子ども側はいたわる気持ちやマナー・知識を身につける。そのため施設の仕切りをできるだけ無くすことでコミュニケーションを頻繁に発生させ、様々な音が聞こえるように円形で螺旋状にした。中央の広場はどこからでも見ることが可能なため、運営側としても誰がどこにいるのかが把握しやすい設計となっている。
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