かくれが

作者:家田 萌子

作品について
幼い頃、二段ベッドの上や机の下、押入れの中などの狭い空間は、異世界の様な不思議な魅力がありました。昔は入ることができた空間ですが、大人になってしまうとそういった場所にはなかなか入りにくいものです。「かくれが」はかつて狭いところが好きだった大人に是非使ってほしいプロダクトです。
また、社会状況が大きく変わり、在宅ワークや自宅学習も一般的になりました。自分だけの時間を過ごしたいような人にもかくれがは役にたちます。

かくれがは高さ1100mm、幅650mm、奥行き1100mmの台形の箱の様な形をしています。内部には背もたれと照明があり、出入り口は布製のスクリーンを張ることができます。
背もたれはクッションでできた柔らかいものとスタイロフォームで作られた硬めのものの2種類があり、壁に寄りかかる様に座ったり、背もたれを枕がわりに寝転ぶこともできるでしょう。
糸を何重にも重ねて作られた照明は、糸の影と隙間から溢れる光がとても幻想的です。また、スクリーンもステンドグラスの様に光が透け、柔らかい印象を持っています。
適度な狭さと柔らかい光を持ったかくれがで自分だけの時間を過ごしてください。
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