ありのままの幼稚園

ありのままの自然を人間本来の姿で体感、体験することによって幼児がもつ感性を深める園舎

作者:上本 隼

作品について
私は現在の教育の中でもレッジョ・エミリア教育とシュタイナー教育と呼ばれる2つの教育を参考に新たな幼児教育の園舎を考えました。
私が考える園舎では「体験」「観察」「運動」「睡眠」の4つの観点から幼児の感性を高めるためのアプローチをおこないます。
園舎の規模として一般的な約50人程の園児を想定しています。
その園児に対しておこなうプログラムが3つあります。
1つ目の「素手素足で感覚を養うプログラム」ではこの園舎では素手素足で物事に取り組み、手や足の感覚を養います。庭も芝におおわれ、コンクリートとは違い大きな動きをとることができます。
2つ目は「植物の栽培、生き物に触れるプログラム」です。この園舎の特徴でもある自然から学び、色や動き、形の知識をみにつけます。
3つ目は「自分で遊具や遊び方をみつけるプログラム」です。園舎は外の丘に隣接しており、内と外で様々な視点からコミュニケーションをとることができます。そこから新たな発見をおこなうことができたり、外にある木に登ったりぶら下がったり自分で考え、遊びを発見していくことがこのプログラムの目的です。
この園舎の特徴は、しきりがなく園児の行動を遮るものが少ないことにより園児がアクティブになれる環境があります。
このような園舎、教育から幼児の感性を深め、成長を促したいと考えています。
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