オノマトペスタンプ

作者:木戸 美夏

作品について
私が制作したプロダクトはオノマトペスタンプです。これは五感を刺激させるツールで五感の中でも触感に重きを置いた作品となっています。幼少期は脳が急速に発達する時期なのでこの時期に五感を発達させることで発想力や表現力といった様々な力が身に付きます。しかし近年ではスマートフォンの普及などにより子育てのデジタル化が進み、コロナ禍の影響もあり、外出の機会が減っています。このような要因から子どもたちが実際にモノに触れて遊ぶ経験が失われており、それを改善したいと思い、今回の制作に至りました。制作を行う際に幼児期の中でも年齢ごとに調査を行い、年齢ごとの遊びの変化に着目しました。その結果から3歳頃から子どもの発想力や自己の考え方が確立し始め、5歳から良くも悪くも社会性が身に付き始めていると考察しました。この考察から3歳から4歳の間に五感を刺激することで発想力などの様々な力が磨かれ、社会に順応しながらもここで得た力を発揮できるのではないかと考え、このプロダクトを制作しました。
このプロダクトは10種類の素材と3種類のスタンプを自分で触り、選んで素材を貼って遊びます。色んな素材を触り、色んな触感を体験することで刺激を受け、五感を発達させられると考えました。
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